5ブロックで考える

マージャンは4メンツ1雀頭でアガリになります。なので、常に4+1＝5のブロックを意識して手作りする必要があります。

5ブロックのセオリーのまえに、まずはブロックの要素であるターツやトイツの考え方を説明し、その後に5ブロックの手作りを解説します。

「狙って高い手役を作り上げたい！」いうときは当てはまらないこともあるよ。シンプルにアガリを目指すときのご参考にどうぞ。

ターツ（塔子）の優劣

あと1パイでシュンツができる状態の2枚組をターツ（塔子）と呼びます。

ターツは3種類あり、優劣があります。

①リャンメンターツ（両面塔子）
　など、両側のパイがあるとシュンツになるものをリャンメンターツと呼びます。こちらは有効パイが2種類あるので、もっともすぐれたターツです。 ②カンチャンターツ（嵌張塔子）
　など、間のパイがあるとシュンツになるものをカンチャンターツと呼びます。こちらは有効パイは1種類ですが、次のペンチャンターツよりもリャンメンターツに変化しやすいので2番目のターツです。 ③ペンチャンターツ（辺張塔子）
　など、3もしくは7のパイがあるとシュンツになるものをペンチャンターツと呼びます。有効パイは1種類の上、カンチャンターツよりもリャンメンターツに変化しにくいので3番目のターツです。

捨て牌の状況や鳴きの状況など、ほかにも考慮すべき点はあるものの、純粋に優劣をつけると、

リャンメン＞カンチャン＞ペンチャン　となります。

トイツ（対子）の扱い

どんな手役にもアタマ（雀頭）があります。つまり、アガリには必ずトイツが必要です。

ここでは「トイツ3組のときは1組不要」と覚えてください。

トイツが2組のときは、1組をアタマ候補としつつもう1組はコーツやシュンツへの変化を考えます。

逆にトイツが4組あればチートイツを考えます。トイツ4組はチートイツの2シャンテンだからです。

ブロック数と考え方

①4ブロックしかないとき

（例）

4ブロックしかないときは、効率よく5ブロックを作るパイを残すことを考えます。

もう1ブロックをつくるためには、数パイの中でも内側のパイ（や）を大事にしましょう。

外側のパイやよりも内側のパイやの方が、リャンメンターツに変化する可能性が高いからです。

②5ブロックあるとき

（例）

5ブロックあるときは、効率よくメンツを作るためにどのパイを残すかを考えます。

をツモってきたとしましょう。捨て牌候補は、、です。

メンツのなりやすさ、リャンメン＞カンチャン＞ペンチャン　に従ってリャンメンには助っ人は不要と考えて、を捨てます。

を捨てるとメンツになりにくいのペンチャンが残り、を捨てると、、、とトイツが3組になってしまいます。

③6ブロックあるとき

（例）

6ブロックあるときは、効率よくメンツを作れそうなブロックを残します。

をツモってきたとしましょう。6ブロックとなり、、、の3つのターツのどれかを捨てなければなりません。

メンツになりやすさ、リャンメン＞カンチャン＞ペンチャン　に従ってペンチャンを嫌って、を捨てます。

まとめ

マージャンの手作りの基本は5ブロックです。5ブロックをつくるには以下に留意しましょう。

メンツの作りやすさは　リャンメン＞カンチャン＞ペンチャン　です。

ざつがくん

ブロガー/マージャン好き

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ゴルフとサウナと温泉と辛いものとマージャンが好きな多趣味のサラリーマンです。

マージャンは中学生の頃から始めまして、大学生の頃はかなり打ちました。そして、好きが高じて雀荘まで経営してしまいました。「打ち子」としてはそこそこのつもりでしたが、「経営者」としてはまだまだ力量不足だったと反省しています。

「マージャンを知らないけど興味はある人」「マージャンを試してみたい人」にマージャンの魅力を少しでもお伝えできればと願っています。マージャンは私のようにハマればすごい楽しいゲームです！